【日記】 金土編 ー君は何かができるが、何かができないー
日記オムニバス
10日 金曜日 カメラキメラカメラ
仕事に行く。行く前に色々考えてなんで断ろうとか色々考えてたら頭おかしくなってしまった。
私の頭はもともとおかしいのでそんなに関係がないかもしれないけども。
今日は工作の担当だったので工作をした。
小学生は人のことを考えないので「先生!」の大合唱が起こり私は爆発した。ボカーン。
でもみんなの工作はとてもかわいくて癒された。
そんな工作の前から私は腹痛に襲われていた。うんちがでないわけではない。
完全に胃痛といった感じでみぞおちがいたく、多少気分も悪い。吐きそうなほどではないが。
こんな感じ、過去にもあった。3年ほど前の12月にもあった。そのときはなんか札幌行ったら治った。
てか昨日の乗り物酔いのせいじゃないか?あれかずっと胃のむかつきがおさまらないで帰ったのだがとりあえず寝たら治った、つもりでいた。
治ってなかったのか?まだ酔ってるのか?そんな二日酔いみたいなことがあるのかね?
胃痛で頭が働かず、一人の子とゆっくり相手するのが限界だった。あれこれ作業はできない。
そのあと遊んでいる子がおもちゃを投げていたので叱って、叱ったすぐあとにまたおもちゃを投げたので柄にもなくちょっとキレた感じで怒ってしまった。
悪いことをしたことは間違いないことなのだけど理性があまり働いてなかったなって反省した。
帰ったら飯が食えたのでとりあえず安心した。
うちは胃がダメな家系なのでそろそろ胃潰瘍とかになると思う。胃カメラの準備をば。
だめだったらとりあえず札幌に行ってみることにしますわ。
11日 土曜日 私と子どもと虫と
土曜はいつも朝から勤務だけど今日は昼からだった。でもまあいつも昼前まで寝てるのでね。実質起きてすぐという意味では朝から勤務。
今日は昼まで授業だったようなのだけど、そんな日は学校周りにたくさん子どもがいて通勤が危険である。なのに私はいつもこんな日に限って自転車で来てしまうのだ。
今日も後ろ向きで歩く子供や道に広がって歩く子供、飛び出す子供などたくさんの子供シリーズが並んでいた。
声をかけられることもよくあり、大きな声で名前を呼ばれることもあるので身バレは覚悟しなければならない。
今日はファンに囲まれることなく通勤成功。
昼からは子供の世話というよりずっと雑務だった。
紙半分にカットしてそれを折り畳んだものを150セット作った。
そして紙のいちごを600セット頼まれたが業者ではないのでとりあえず200ほど発注して終わった。
不器用なのでこういうのを頼まれるととても嫌だけど断れない。
前にも昆虫の絵をラミネート加工してカットしてくれと頼まれた。私は虫が苦手なのでリアルな絵でもだいぶ気持ち悪くて仕方なかったが断れないので請け負った。
できるだけ後ろを向けながらカットをしていると子供がそれを表にした。
「先生虫嫌いだから裏にしといてよ」
「え、そうなの?」
「うん、その蝉とかやなんだよね」
「へー」
「だからこの仕事もしたくなかったんだよね」
「じゃあなんでやだっていわなかったの?」
言えばよかったじゃん。
そう言われて思った。
我々は子どもには「嫌なことは嫌って言っていいんだよ」と言うし、逆に言わなきゃダメだよと指導をしているのに全然自分はできていないことに気づいた。
もちろん金銭の発生によるものはあるが、でもこの場合の虫が苦手なので、は言ってもよかったかもしれない。嫌なことは嫌と言わなくてはいけないよな。
昨日のことになるが、昨日私は他の事業所への応援を断った。用事がなかったわけではないが、正直ずらそうと思えばずらせる予定だった。でも断った。
それは嫌だからだ。
嫌なことを断ることを忘れてはいけない。
そんなことを思い出した。
今日は奴隷のようにイチゴを作ったけど。
帰りにものすごい感謝されたけどなんかあんまりいい気持ちはしなかった。なんでかはわからなかった。嫌なことでもなかったけど、自分に正直でなかったからかもしれない。
まあこんな感じで子どもはときに我々に気づきを与えてくださいます。
けん玉の練習をしていたらひこうきができるようになってきてとても嬉しい気持ちです。
ふりけんはどうやってもできないだろあれ、なんでできるんだ。