ふつうのライブレポ
スカパラのライブに行ってきました
(2020.2.11松山)
初ライブだったのに最前にチケットをもらい、死ぬんかなと思いながら緊張感を持って過ごしていたのでやっと肩の力を抜くことができそうです。
曲の話とかまだできないのでより頭悪そうになるんだけどせっかくなので初ライブの感想を文章化することにします。
一応、知らない人もいる前提で書くので聞いてくれ。
普段、早めに会場に着いたらまずは席の確認、および確保。そしてトイレなどを済ませあとは着席して待つ。
今回は着席したら目の前が下手のお立ち台で、「あっ…むり…」ってなってとりあえずロビーに避難。
10分ほど前自宅で済ましてきたはずのトイレを30分間に2回済まし、ロビー待機。
前にも話したんですが、中学時代このホールでよく演奏会やその練習をしていたので懐かしくなってました。
ここでみんなで弁当食べてたなぁとか思いながら待機。
15分前くらいにやっと着席。ずっといろんなところからなんか出そうだったし、もしかしたら挙動不審だったかもしれない。
その後、まあ幕が上がって目の前に加藤さんがいました。加藤さんはギターの最年少の方なんですけど、加藤さんのほぼ前だったな。最初に見たので私が生まれたてのヒヨコなら親と間違えて着いていくところでした。
そもそもどのグループも基本みんな好きの精神で生きてるので推しとか特にないと言えばないんだけど、トータルで見て最近一番好きなのがトランペットのナーゴさんって方なんですね。
で、加藤さんの隣にナーゴさんがいて、お二人が結構こっち側に来てくださって。
パニックよね、あのときのまま病院行ってたらインフルエンザと誤診され鼻に綿棒突っ込まれるってくらい熱が上がった感じがしました。
もうこわいのでとりあえず盛り上がることで緊張を緩和。3曲目の時点で口の中が乾き切りました。今度は脱水で死ぬかもしれないと思いました。隣のお姉さんたちの飲んでる水を、まるで米兵にチョコレートを乞う少年のような気持ちで見ていました。水不足の松山ではよくある話です(ない)
最初はもう見惚れながら盛り上がるしかなくてでも頑張ってあちこち見てました。
でもさぁ、あれだけ近いとやっぱ近いとこ見ちゃうんだよね。でもソロでわーってやってる後ろとかで動いてるメンバーとかももっと見たかったし、音も聞きたかったし、なんで目って2つしかないんだろう、耳って2つしかないんだろうと思いました。圧倒的な人材不足。不景気かよ。新卒採用増やせよ。
してもいいと思うけど一応まだ曲の話できないこととするので、メンバー別に話をしよう。
とりあえずわかんない人もいると思うので独断に基づいて簡単に紹介しつつ感想を述べたい。
まず、ベースが川上さん。
身長高くてサングラスとか色付きメガネかけてるダンディな見た目。どっしり冷静に構えてることが多いんですけど多趣味で博識なので、いろんな趣味の話をしたりするときは無邪気さも垣間見えます。
下手だったから上手の方あんまり見えなかったんだよなぁ。でも某曲の際に客席に降りてきてくれて、最前だから逆に見え難かったんだけど、とりあえず降りてくるときに川上さんにめっちゃ手を振りました。そのとき振り返してくれたんかな?って感じしてめちゃくちゃ嬉しかった。気のせいでもいい(五体投地)
川上さんは一番上手にいるので遠くて見えなくて、でもずっと見てた…。今回だいぶ川上さんの出番多くて、ソロも多くてかっこいい場面多くて、テンション上がってるな、楽しそうに笑ってるなってとこも多くてめっちゃ嬉しかった。最後もメンバー紹介のときめっちゃ喋ってくれたし、川上スペシャルかよ…。
その後ろにいたのはパーカッションの大森さん。
金髪でムキムキの美しい人。物販の紹介をしたり、前に出てきて踊ったり、歌ったりすることが多いんだけど、普段は後ろで一番冷静に周りを見てる印象。
大森さんやっぱ歌うまいな。自分のことかっこいいってわかってる動きするので非常に悩ましい。近くで見ても美しかった。本当に54歳なんでしょうか。嘘だと思います。でも欣ちゃん(ドラム)が喋ってるときとかに後ろでリズム刻んでる大森さんの真剣な眼差しイズ最高。風邪で寝込んで体重落ちたとは聞いてたけど見てわかるくらい痩せててびっくりしました。でもそれはそれでシュッとしてかっこよかったですね。
物販のときもこれ、いいでしょ?って媚びるような声で言われちゃ困っちゃうよね。みんな買ってくれるんでしょう、ファンクラブ入ってくれるんでしょ?って感じでした。入ります(加入済)
後ろの下手側はキーボードの沖さん。ハンチングでキーボード周辺で暴れてたりするかわいいおじさん。沖さんは技術も高いし多分だいぶしっかりしてる人なんだろうけどライブのときはめっちゃ盛り上げてくれるし絶対かわいこぶってる、だってかわいいもん!
下手側なので後ろなので見えにくい時もあるけどよく見えてました。沖さんめっちゃ素敵だった。かっこいい。ずっと足動いてない?足とれちゃうよ?もうずっと眼差しが優しくて一回見ちゃうと永遠に見てしまいそうになる、吸い込まれるかと思った。あと沖さんなぜかずっと目が合ってる気がしてた。そんなわけないんだけどなんでだろう、どこにいても目が合うトリックアートかな?
トークのとき松山良すぎていつもより20㎞多く走ったって言ってたけどいつも何キロ走ってんだ…。たしかに沖さんには松山の風景がとても似合う気がする。
後ろ、正面でドラム叩いてるのが欣ちゃん。
一番若く見られるという少年っぽさ。あざといのか天然なのかよくわからない感じでかわいいことやってのけるひとです。でも天然は入ってるんだろうなぁっていう最も純粋な人、だと思う。
トークのときに昨日焼肉食べてスタミナつけてテンション上がって朝の4時くらいから寝れなくてって話をしてたんですよ。そのせいなのかなぁ、なんか変だったよ、トークが。独特なのはいつもか。でも、やっぱなんか変だったよ?突然変な声出したりして、え?なにこれ?みたいな笑いが起きたし、見守るメンバーもお客さんも全員お母さんみたいだった。叩いてるときかっこいいのに、動きだしたら幼少期の弟を見ているような気分になりました。幼児…?
ギターは加藤さん。この前に地元の鳥取で凱旋公演を終えたばかりでした。田舎生まれなので親近感が沸きます。最年少なんだけど、パワフルで物怖じしない、かつ割としっかりしてて、仕切ったりメンバーにつっこんだりしてるイメージ。
最初に見たんでもう親かと思ったんですけど違いました。1人ずつにめっちゃ指差して目を合わせて手を振り返したりしていてファンサ神かよって感じでした。私も手を振ってたら多分返してくれた、気のせいでもいい!
近くで見なくてもかっこいいの知ってたけどかっこいいね。やっぱり近いからかギターの音が一番よく聴こえてました。ジャカジャカ鳴らしてるときもかっこいいけど、やはり裏打ちが心地よいね。
欣ちゃんが次のコラボ相手はー?って加藤さんに言わせる無茶振り。加藤さんaiko絶叫。谷中さんのモノマネだと喋ると谷中さんがキレ気味に登場。でも欣ちゃんに無茶振りされたせいで本人登場になって再現させられタジタジの谷中さんにも笑いました。ちなみに加藤さんの第一声はこの谷中さんの絶叫モノマネ。
ホーンズ上手側がバリトンサックスとフルートの谷中さん。谷中さん185㎝ある長身でめちゃくちゃダンディおじさん。なんだけど喋りだすと結構声高かったりする。抜けてるとこも多くてバサッと正論を言って変な空気にしたり、ポエムを送りつけて人を困らせたりする。
谷中さんでかいの知ってたけどでけぇ。生で見た方がかっこよかった。お客さんステージあげたときめっちゃ肩組んだり手を引いたりしててそりゃこれは好きになるやつや、って感じしました。
今回は基本しっかりしてる感じでトークとか進めてたんだけど、最後のメンバー紹介で川上さんを飛ばすミス。次は自分の番だと出てこようとした川上さんが寂しそうにちょっと戻って行ったのが面白かった。「ごめん、忘れてた!」と潔い谷中さん。素晴らしい、笑った。
隣がテナーサックスのがもうさん。
最近はサングラスに時間をかけてぴちっと前髪を分けて固めてくるスタイル。プレイヤーとして一番好きかもしれない。いい声でダンディなんだけど、中身は優柔不断で天然、謎も多くて見ていておもしろいというタイプ。
今回は前の方だったからちょっと音聴きづらかったんだよな。そこが残念でありました。でも耳かっぽじってめっちゃ聴いた!かっこよ、ってなりました。盛り上げてくれようとしてるのもめっちゃ感じました。あと全面から優しさを放出していた。結構あちこち回って盛り上げてくれて、いつもより動きながら吹いてた感じしたかなぁ。あと声がめちゃくちゃ良い、知ってたけど。もっと喋ってほしいし、朗読CDをください。
さらに隣がトロンボーン北原さん。
北原さんはドレッドで色黒、派手シャツな怖そうな見た目なんだけど、中身はめちゃくちゃお茶目おじさん。最年長のいじられキャラというどこかのリーダーをも思わせます。実は料理や洗濯をしてくれて、タバコ吸わない、酒もそんなに飲まないクリーンなお母さん(公式)
トロンボーンの北原さんは前日にジャズ聴きに行ってお会いしたんだけど、もう全然違うね。ふつう逆なんだけど、スカパラで全然違う北原さん見れた!みたいになった。しかしながらあれですね、北原さんの喋るコーナーもっと欲しいね。北原さんのギャップを楽しみたい!まぁ、知ってるから楽しんだんだけどね。
あとナーゴさん見てるときの目がめっちゃお母さんだった。前日のときはこんな目をしていなかったぞ。客を煽る感じとかももはやこちらが新鮮でした。
一番下手側にいるのがトランペットのナーゴさんでした。見た目も端正なんですが、中身も誠実、紳士などと言われているんですよ。でも最近のライブレポとか見てるとちょっとおかしいな言動が目立つので心配です。突発的に変な行動してるイメージです。発作でしょうか。
ナーゴさんめちゃくちゃかわいいイメージだったんですよ、なんか年下組だし、身長も低いからかっこよくしてても可愛く見えるなぁって。というか、周りの人が厳つすぎるんだよなぁって。でもめっちゃかっこよかった。「あ、かっこいい」ってなってその人が目の前にいるもんだからほんとに困った。
すごいかっこよくて、でも盛り上げにかかってるなぁっていうか、可愛くしてるなぁって思ったとこもありましたね。マイク届かなくて飛び跳ねながら歌ってたりとか、かわいい顔して見せたりとかしてました。メンバー紹介でもキメポーズしてたし、あれは完全にやってます。よくない(もっとやれ)
ボール投げるとこ全然飛ばなくてCからF列で完結してて2発目は前の方にライナーで飛ばしてしまって膝から崩れ落ち、ハットを落としていました。めっちゃ髪色プリンなってた。
メンバー紹介的はこんな感じでしょうか。
ちなみに最後、アンコールのときに出てきたのが松岡修造でした。
みなさんは松岡修造に「しゅうぞうー!」って叫んだことありますか。私はあります。
松岡修造氏、アンコールなのにめちゃくちゃ歓迎されてることと2時間立ちっぱなし踊りっぱなしなお客さんに素晴らしいと拍手。
アンコール一曲目は一緒に踊りましょう!と言われて、どうしたらいいのかよくわからずにいながらも躍り狂い、それを谷中さんが真似する場面も。客席に降り、客席を走り回り、だいぶ自由にして帰っていきました笑
松岡修造って谷中さんよりでかいんですね。188㎝?とかあったのかな。がもうさんが言うまで全然わかんなかった。
とりあえず頑張って盛り上がったのでぐちゃぐちゃになりましたが、めちゃくちゃ楽しかったです。曲も、結構よかった気がする。どうだろう、もっとマニアックなものも、あったほうが本当はいいのかもしれないけど、初ライブ的にはちょうどよかった。アルバムの曲はインスト盤をもっと聴きたかったけどね。
今回は近くで見たナーゴさんに改めて落ちたのと加藤さんにもキュンキュンしたしかっこよかったな。でも極めつけは川上さんかもしれない。めっちゃ坂の上の雲の話とかしてくれてありがとうございました。また遊びに来てほしい。
ナーゴさんも色々回ったけど好きな場所って言われたら松山って答えてる、いつか住みたいって言ってて、本当ならめちゃくちゃ嬉しいし、いつでも来てほしい。まあこられても、私は松山に住んではないけどな。
と言うわけでした。またこれだけでキャスできたらいいなぁってくらいよかった。ありがとう、音楽。